歯科技工士 01
コネも親のスネも無い私には、資格に頼るのが一番無難でした。
私が(無いスネから借金して)歯科技工士免許を取得し、
歯科技工士として勤務したのは平成5年/1993年のことです。
バブルもすでに終わったむなしい時代でした。
国家資格は取得したものの、選べる就職先は2つしかなく、
片方は新卒者を求めていなかったので、一択で就職しました。
還暦が近い二代目と、
それほど経験が無い三代目が同居する老舗歯科医院。
雇われ歯科医も含めて3人の歯科医師(ドクター(Dr.))がいました。
過去には10人ほどインターンDr.を輩出しています。
歯科衛生士は6人。
さらに受付専門と衛生士兼任が1人づつ。
歯科技工士は、
時間拘束勤務者2人(パートタイム)も含め5人という大所帯の歯科医院でした。
私と入れ替わりでパートタイム技工士が抜け、
フルタイム技工士3人、パートタイム1人となりました。
まともに稼動しているDr.からは、
1.4~1.8人分くらいの技工が発生すると言われていたので、
月に20時間程度の残業があったと思います。
古くからの患者が大勢いて、
メタルボンド、ゴールドクラウン、コバルトクロム鋳造床等の旧式一般技工も、
かなりの頻度でありました。
新入技工士が印象注ぎ(形取りした物に石膏を流し込む)をするのが伝統だったので、
それを中心に、クラウン、インレー、義歯修理などを任されました。
ドクター3人分の印象となれば、ほぼ1日中流し台の前に立ちっぱなしでした。
給与は以下のとおりです。
支給
基本給146600円
資格手当20000円
給食手当9000円
通勤手当4100円
控除
社会保険料計8518円
課税支給額4100円
所得税7400円
(課税対象額167082円)
差引支給額163782円
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年金は自腹の国民年金。月額10500円。
当時の消費税率は3%でした。
昇給は1年で6000円、賞与は1年で3.5を約束されてたので、
「30歳半ばまでに独立できるだろう」と考えていました。
資格職業なのに資格手当てがあるのはおかしいので、
基本給与に含めるべきなのですが、
そんなことは言えません。
当時、ネットの無い時代に得られる情報では、
歯科技工士という職業は安泰なはずでした。
しかし、現実はそうではなく、このblogを書いています。
続きます。
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